クローブ
学名Eugenia caryophyllus
科名フトモモ科
採油方法水蒸気蒸留法
抽出部位生(フレッシュナ状態)の蕾み
比重1.044〜1.064
・日本では、丁字(チョウジ)として昔から知れたスパイスで、原産地は、
 インドネシアのモロッカ諸島といわれています。
・この丁字を使った丁子油は、日本刀のさび止めに用いられております。
主要含有成分表 提供;KENSO
フェノール類 ・オイゲノール 75-90%
エステル類 ・酢酸オイゲニル 5-20%
セスキテルペン炭化水素類(+) ・β-カリオフィレン 3-10%
・精油はエキゾチックな香りですが、歯医者さんの匂いという方が
 分かり易いかも知れません。
・鎮痛剤として、歯痛や水虫、、消化不良に用いられます。抗菌や
 抗ウィルス、抗真菌作用が強く、感染症のレシピに。
・フェノール類に皮膚を荒らす危険性があるため、10%以下に希釈し
 広範囲に使用しない。
・オイゲノールには、子宮収縮作用があるため妊婦には使用しない。
 原則として、出産時の妊婦には注意をすれば使用できる。
・フェノール類と芳香族アルデヒド類を合わせたら、
 殆どのバクテリアを死滅させられると言われています。 

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芳香成分類の主な作用と芳香分子の固有作用について
今までに発見されている、芳香成分がもたらす人体への影響は、下記を参考にしてください
フェノール類 ・抗寄生虫作用 4+
・抗菌作用 4+
・抗ウィルス作用 3+
・抗真菌作用 3+
・強壮作用 3+
・刺激作用 3+
・免疫刺激作用 3+
・加温作用 2+
固有作用

・オイゲノール
  (鎭痙攣作用、鎮痛作用、麻酔作用
   子宮収縮作用)   

エステル類 ・鎭痙攣作用 3+
   ・神経バランス回復作用 3+
・鎮静作用 3+
・鎮痛作用 3+
・抗炎症作用 3+
・血圧降下作用 3+
固有作用

  

セスキテルペン炭化水素類(+) ・強壮作用 3+
・刺激作用 3+
固有作用

  

NRAD JAPAN 編集:ケモタイプ精油事典より引用

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